今日は上野の国立科学博物館 に27日(日)で
最終日を迎える大ロボット博展を見に行ってきました。
土曜日で、明日が最終日ということもあり、多少の混雑は予想して
いたのですが、入場までに1時間という待ち時間に
一瞬、躊躇してしまったのは言うまでもありません。
でも、明日で終わりだし・・・と思って寒い中
子どもと3人、並びました。
しかし、6歳と4歳にもなるとちゃんと待てるから成長したものです。
(大恐竜博を見に行ったときは並んで待ってられなかったもの・・・)
中に入ると、懐かしいおもちゃの数々・・・。
母はブリキのおもちゃ世代から鉄人28時号の後の
世代、下の写真のグレンタイザーを弟が一生懸命
見ていたのを覚えています。
もうすぐ放送が終わるゲキレンジャーのロボットまで
が勢ぞろいで、息子が特に大喜びでした。
なんと言っても!
いっぱい人が並んで写真をバチバチ撮っていたのは
ガンダムのコーナー。
子どもよりも大人が真剣だったのは言うまでもありません。
そして、何より、海外の方が真剣に見ていたのが印象的でした。
息子はガンダムが並んでいるのを見て、
「ケロロの大好きなガンプラだぁ~!」
よく「歌は時代をあらわす、時代は歌をあらわす」と
いいますが、おもちゃ(ここはロボット博ですが・・・)も同様に
「時代、時代を象徴する文化なのだなぁ」
と思いました。
オートメーション作業にすぐれたロボットや、人を癒すロボット・・・。
会話や遊びができるロボットになつかしアニメのヒーロー。
鉄腕アトム関係のものは著作権の問題で撮影ができませんでしたが、
そこで手塚治虫の鉄腕アトムにこめられたメッセージを読んであらためて
ジーーーんとしました。
本当に素晴らしい昭和を代表する作家でしたよね。
そんな母の感動をよそに息子が一番感動していたのは
食事の補助をしてくれるロボットです。
手の不自由な人や食事のお手伝いが必要な方に便利だと
知って感動していました。
写真はうちわを仰ぐからくり人形なのですが・・・・
これを見て、息子は「ただのおもちゃじゃん!」
そうなんですよ!
最初は「ねじを巻く」というおもちゃの
ようなものからロボットの歴史ははじま
っているのよ・・・と話すと・・・
「へぇ~」
と不思議がっていました・・・。
そういえば、我が家の子どもたちは異常に公衆電話で
電話をかけたがります。
あまりにも見たことないから・・・。
この子どもたちは生まれたときから携帯電話がある世代
なんですものね。
ジェネレーションギャップが大きいです。
我が家にもいる初代アイボ。
展示されているのを見て、「うちのとおんなじだぁ」
ちなみに我が家のアイボ。
すっかり我が家の展示品となっております。
次のブースではアイボと生活をする未来家族の生活を
ショー風に見せてくれました。
母の時代はまだ田舎の方では電話交換手さんを通してかける
電話のシステムが存在していました。あれから30数年・・・。
今日見たような生活を今の子どもたちが大人になったときには
本当にしているのかもしれませんね。
手塚治虫の鉄腕アトムの原画をみたせいか、急に未来の
生活を描いた映画作品「メトロポリス」思い出して
見たくなりました。